このサイトについて
近年、デザインに関する関心・議論は高まってきており、SNSなどでは有用だとされるフレームワークやデザインプロセスのノウハウ、またはキャリア論などが頻繁に飛び交うようになりました。
複雑性の高い現代に、ユーザーにとって価値あるものを作るということは難しく、それに対して誰しもが答えを渇望しているのでしょう。ですが、そういう時代だからこそ我々は安易に答えを求めるのではなく、不確実性やカオスを受け入れて楽しむ必要があるのではないでしょうか。
Spectrum Tokyoはデザインの定義を正面から問うようなマジメなメディアではありません。ただ、人の数だけ色があり、人の数だけデザインがあるということを発信することで、デザインに携わる人たちに少しでも光を照らせたらと思っています。
見たことのない色であるとか、言語化がしにくいであるとか、キャリアプランが見えにくいだとか、我々は何かとラベルを貼ったり、型にはめがちです。ですが、そういった行間や余白にこそクリエイティビティが潜んでいるのではないでしょうか。それらを受け入れる力が、より複雑化する世界をデザインするのに必要だと感じます。
このメディアはどんなあいまいな色も肯定していく意味を込めて、Spectrumと名付けました。
私たちと一緒に色んなことを面白がっていきませんか。
どうかゆるりと、よろしくお願いいたします。
Spectrum Tokyo 編集長 / プロデューサー
三瓶 亮
P.S. うちの社長が書いてくれた創刊によせての記事も是非併せてご覧ください